1972年制作。日本のレコードで優秀な音楽は非常に多いが、ここまでMellowで芳醇なGROOVE.美しい歌詞とVocalのハーモニー、制作クオリティが高いのは竹千代がOne and Onlyだ。小生はもし無人島にレコードを一枚持って行くとしたらこのレコードを間違いなく選ぶ。日本でCDが再発売されたのがきっかけで、このLPは値段が短期間に異常に騰がった。内容が最高に素晴らしいからである。演奏メンバーには、鈴木茂、林立夫、駒沢裕城、松任谷正隆らはっぴえんど人脈と、小原礼、高橋幸宏のミカバンド組が全面参加。そして彼等は、いちスタジオアーティストであり圧倒的な人気を得る前。売れるようになる前のものである。なにしろ、ドラムが高橋幸宏。YMOの人脈までつながる必殺の一枚。美しい日本語を美しいハーモニー優しい声、甘い声でむせび歌う全ての歌詞が現実逃避。BEACH BOYSより好き。あの素晴らしいMarvin Gyeの「What‘s Going on 」と比較できる程緻密に作られている。私は何千枚かレコードを所有しているが、これは10本の指に入る最高のLP。今回の入荷は見本盤で白ラベル。グレーディングは総合的にみて EX+。美品です。 |