坂本龍一の2作目のオリジナルアルバム。1980年9月21日リリース。
共同プロデュースはパス・レコードの後藤美孝。その当時勃興してきた”ダブ”のテクニックを全編徹底的に使っている。 前アルバム『千のナイフ』が西洋音楽のボキャブラリーを多分に使っていたのに対し、このアルバムではメロディーの音色にノイズを混ぜたり、音色の変化そのものが曲であるというように、より音の在り方・音色自体に焦点が合わせられている。その為、音の質感や肌触り・音像など、前作とは一線を画している。XTCのアンディ・パートリッジやグンジョーガクレヨンの組原正、大村憲司、エンジニアとしてデニス・ボーヴェル等が参加。レコーディングは東京とロンドンで行われた. |