1981年。去年の「浮気なぼくら」のPOPな部分の需要が、人にメディアに期待されている時期のLP。YMOの4枚目はダークで内向的で変態的だ。『Technodelic」と同じく実験作品。倒錯している、極端なスタジオワーク。細野、高橋、坂本の音楽的な方向性はねじれてトライアングルのような状態。そして何度も聴いても聴き尽くせない深い音楽。YMO流のHIP HOP解釈、アンビエントの性質。「U•T」が誇る超高速のビート。聴覚のトリック。 まさに雑食性。 今現在のPOST ROCKとくらべてみると、YMOが17年進んでいた事が分る。
日本のレコードを買うえで忠告します。日本人以外のお客様に真理をここで告げたい。 HARUOMI HOSONOさんがBASSを弾いているレコードは、ほぼ全てがGROOVEの宝庫です。 買って、失敗した....という事がものすごく稀です。DJの良い材料になることでしょう。 |