日本が誇るニューロックバンド、スピード・グルー&シンキのドラマー、ジョーイ・スミスがフィリピンに帰国し参加したグループ 『JUAN DELA CRUZ』。
1978年のLIVE録音レコード。ヘヴィ・サイケ・ブルース・ロックにプログレッシヴ的な展開やメロディアスな展開もうかがえる傑作。異常に重たいジョーイのドラム(SPEED GLUE&SHINKIの時よりもはるかに独自性が発生している。何度聴いてもこのドラムは特殊だ。東洋のKeith Moonというより、Mitch Mitchellが文字通りSPEEDを食ってリズムを倍の倍で刻んでいるフィーリング)Wallyの凶暴なギター。二人の魔獣を現実の世界で存在できるよう、バランスをとっているのがMike hanopol。彼は制作が得意な国民的スターで、本国では有名。ソロアルバムを何枚もリリースしており、SPEED GLUE&SHINKIの2nd、野獣である虎のジャケットのアレをプロデュースしたのも彼です。歓声まで爆音で録音されていて当時の人気がよくわかる一枚。ところで、日本にヌピード•ヌルー&ヌンキというバンドが存在するのを知っていますか? |